神様からの贈り物♡スタンダードプードル 作品№107 セーラちゃん
今回のワンちゃんは
以前紹介した黒ラブのレイディちゃんの妹。
スタンダードプードルの セーラちゃん
セーラはしつけの先生の紹介でレスキューした保護犬です。
倒産したブリーダーに生まれて間もなく
放棄された子なので、断尾されることもなく、
プードルながらフサフサとした尻尾を持っていました。
私はこの尻尾が大好きでした。
先住犬のレイディの病気が分かった頃で、
私としては迎える自信がなく
お断りするつもりだったのですが、
そんな私の気持ちを全て理解した上で先生に
「とにかく一度見に行こう!」と言われ
会いに行きました。
そこで見たのは、テーブルの上で心細げに座っている
薄汚れた小さなパピー、セーラでした。
先住犬への心配が心を占めていた私だったのですが、
その時、偶然にもその子が私と同じ誕生日ということが分かり
主人に背中を押されるようにして
迎えることにしました。
もう16年も前のことなのに
今でもその時の情景ははっきりと覚えています。
セーラは本当に神様からの贈り物だったと思えるのです。
愛おしい大切な贈り物だと・・・
あまり手を焼かせることもなく
健康で他犬にもどの人にも問題なく、愛らしい子でした。
後から迎えた猫のムーを
それはそれは可愛がり
私達家族を愛して、愛されて一生を終えました。
いくつになってもパピーのようなところがあり、
元気でしたので、
膀胱癌と分かった時にも信じられない思いでしたが、
治癒は見込めない癌だと知った時の
衝撃も忘れることは出来ません・・・
毎回の膀胱鏡は鎮静をかけることもなく、
素直に診察台で仰向けになり、
私が耳元で「大丈夫よ、大丈夫」と
囁きながら撫でていると、
身動き一つせずに検査を受けてくれました。
その姿を見て、こんなにも私のことを、
人を信じてくれる子になったのだと
色んな方への感謝の思いで一杯になったのを覚えています。
亡くなる前日まで自分の脚で歩き、
クリニック(セーラパパさんの)にも付いて行きたがるので
連れて行きました。
何処へ行くのも一緒に行きたがる子でした。
実際、あの子との散歩は楽しかった♡
多くの方が声を掛けて下さり、
撫でてもらうのが大好きな子でした。
たくさんたくさん人を愛し、愛されたあの子は
この上なく幸せだったと思います。
年齢にも不足は無く、逝き方にも納得しています。
でも寂しい。
逢いたい。
この思いだけはどうしようもありません・・・
セーラママより
2年前の今日、5月26日
セーラちゃんは息を引き取りました。。。
まだまだお辛い中、エピソードを綴って下さいました・・・
4年前の大阪秋の陣には宝塚からお越し下さり
私もセーラちゃんに会うことが出来ました
今回依頼されたセーラちゃんがこちら
あどけなさの残るこのセーラが好きなんです♥
とママさん((*^_^*)
それではミニの紹介です。
ママさんが大好きなフサフサの尻尾
おウチに帰ったセーラちゃん
空の上で・・・優しい優しいお姉ちゃんと一緒なのね。
寂しくないね、セーラ
by chu_k2012 | 2018-05-26 21:38 | 羊毛フエルト